・古書市にて、匿名の家族アルバム(1941?)を見る。東京郊外に住んでいたと思われる家族の、主に小学校低学年くらいの少女を中心としたもの。家族と女中(?)、飼い猫、親戚、お出かけ先(上野、多摩川、京王閣など)での記念写真。撮影年代は1938年から4…
・千葉市美術館で「没後200年 亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡」(2023/1/13–2/26)。年々、いわゆる洋風画(とくに江戸末期から明治初期の「泥絵」あたりまでの、技法から題材にいたる模倣と流用を主にする絵画)に対する興味が大きくなってきたとこ…
・東京国立博物館の常設展示にて、長谷川等伯《松林図屛風》(16C,東京国立博物館=所蔵)と、伝周文《四季山水図屏風》(15C,東京国立博物館=所蔵)。ほとんどこの二作品ばかりを行ったり来たりして見ていた。どちらも心底素晴らしく、屏風というメディ…
・あるきっかけで、久しぶりにダーウィン『ビーグル号航海記』をぱらぱら読んでいるが、この時のダーウィンが若者だったことを意識すると生々しく感じられて俄然おもしろい。1809年生まれで、出港したの31年末、つまり22歳。まるで自分もまた22歳で、若き博…
・初めて見たディズニーの映画『ダンボ』(1941)、すごくおもしろい。ダンボが一貫して可愛くないのが素晴らしい。